ファッションブランドについて

一言でブランドといってもただ単に高価なものを指すものではなく、身に付ける人それぞれにより異なります。10代のブランド物と30代のブランド物では内容が異なるように30代と50代でももちろん異なります。それは趣旨趣向が違うからこそ求めるブランドが変わります。去年着たものが今年は着なくなったり、極端な話をすれば昨日着たものが今日着なくなったりするのは毎日人は年齢を重ねているからです。

年齢による違いがあるのなら、体格の違いによってもブランドは変わります。皆がみな中肉中背の人間ではないのですから身に付けた時の雰囲気やシルエット、相手に与える印象は変わります。ブランドの選択肢に限りがないのは単にたくさんの選択肢を作っているのではなく、体格差のある人間がいるからこそ生まれているのです。やせ形の人に肥満体の方の物は合いませんし、逆も言えます。

ですがそれでいいと私は考えています。もちろん多く持っているわけではありませんがいいものを身に着けて気持ちが上がればそれでいいわけですし、客観的にもきちんとした印象やそれをもつことで明るい表情を出せるかもしれません。作り手の努力が実り万人に評価されたそのモノやブランドは、価格に値した価値が世間で評価されているということに間違いないのです。またそのブランドに追いつきたいという女性の心をくすぶることにも違いないです。